ロックウール吹付け工事

ロックウール吹付け工事ロックウール吹付工事は、建築基準法に基づいた「耐火被覆工事」の一種であり、 火災発生時の熱による鉄骨の変形や溶解を防ぐことを目的とした工事です。
ロックウールは、粒状綿が主原料で、セメントを硬化材として専用の吹付け機を用いて鉄骨などの下地に吹付けます。一定の被覆層をつくる有機物を含まない現場施工の不燃製品です。

私たち中部レックスは、長年の経験と実績を背景に、徹底した品質管理と安全性の高い施工を実施しています。

 

 


建築基準法と耐火構造について

耐火構造

耐火建築物とは
(建築基準法 第2条)
その主要構造物が(1)または(2)のいずれかに該当すること。
(1) 耐火構造であること。
(2) 次に掲げる性能に関して政令で定める技術的基準に適合する
ものであること。
(i) 当該建築物構造、建築設備及び用途に応じて屋内において発生が
予測される火災による火熱に当該火災が終了するまで耐えること。
(ii) 当該建築物の周囲において発生する通常の火災による火熱に当該
火災が終了するまで耐えること。
耐火構造認定番号一覧 
 (建築基準法施行令第107条第1号規定に基づく耐火構造の認定) 

商品名
スプレエースSW
スプレエース
部位
耐火時間
認定番号
施工厚さ
はり
1時間
FP060BM-9408
25mm以上
2時間
FP120BM-9411
45mm以上
3時間
FP180BM-9414
60mm以上
1時間
FP060CN-9460
25mm以上
2時間
FP120CN-9463
45mm以上
3時間
FP180CN-9466
65mm以上
1時間
FP060FL-9128
15mm以上
2時間
FP120FL-9129
20mm以上
外壁
(非耐力壁)
30分
FP030NE-9304
20mm以上
1時間
FP060NE-9305
30mm以上
屋根
30分
FP030RF-9324
10mm以上

 

半乾式ロックウール吹付けについて

半乾式ロックウール吹付けについて

「半乾式ロックウール吹付け工事」はロックウールを解綿機でほぐし、セメントと水を混ぜた状態にしてホースを通じてブロワーと呼ばれる圧送機で施工箇所まで圧送し、吹付けノズルで噴霧して、施工中の梁や柱、壁などにに吹付ける工法です。

半乾式ロックウール吹付けは、火災時の発火・発煙もなく、有毒ガスの発生もありません。さらに吸音性にも優れているという特徴を併せ持っています。現在の吹付けロックウールは、原料として石綿(アスベスト)を一切含んでおりません。石綿除去後の耐火被覆および断熱材などの復旧工事に最適な材料です。

施工の際には最大で約200m先の場所まで材料を圧送出来るため、高層階の工事も対応可能です。

半乾式ロックウール吹付けについて
半乾式ロックウール吹付けについて

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